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ワンコを預けるときの注意点  その2


 さて、前回はワンコを友人に預ける際の注意点について話していきました。しかし、なかなかワンコの扱いになれている知り合いを探すのも大変だと思いますし、相手の都合で預けられないというときもあるでしょう。そんなときに、利用すると便利なのが、ペットホテルです。今回はペットホテルについてお話ししていこうと思います。

――ペットホテルを選ぶときに重要なポイント

 ペットホテルとは、ワンコを一時的に預かってくれる施設のことです。ペットホテルとひとえに言っても、様々な形態があります。動物病院がホテルサービスをしているところもありますし、ペットショップやトリミングサロンが運営する場合やペットホテル専門の業務をおこなっている会社もあります。

 そしてサービス内容も本当にさまざま。ケージで管理してくれているところもあれば個室で管理するところもあれば、最近では、愛犬の様子をウェブ上で見させてくれるサービスをしてくれるところもあるようです。

予算、場所の関係、ワンコの性格によっても合うところは異なりますので、どういうペットホテルがよいのかは一概に言えませんが、編集部が考える、ペットホテルを選ぶときに重要視してほしい点は次の二点です。

一点は、「動物取扱業の登録」がされているかどうかです。

この登録はいわゆる 自治体からの「動物を扱う仕事をしても良いですよ」というお墨付きのようなものです。もちろんだからと言って一概にサービスがよいというわけではありませんが、一つの目安になることは確かです。

――ワンコの性格にあったところを

 また、結局は、ワンコの性格にあったところを選ぶことになります。犬見知りのワンコの場合は、個室タイプがよいと思われますし、食事の内容が変わると、ご飯を食べないというワンコでしたら、持ち込みが可能かどうかをしっかりと確認してください。

 外でしか排泄をしないというワンコの場合は、外で散歩をするかどうかが重要ですし、自分のワンコが十分にストレスを発散できるだけの散歩を行っているのかをしっかりと確認してください。特になれない環境でストレスが溜まりやすいですので、散歩好きのワンコであればどれぐらい、どの程度の散歩をするのかというのは、非常に大切になります。

 もう一つ確認しておきたいのが、病気のときの対応です。動物病院に併設されたペットホテルであれば、すぐに獣医師さんの診察と処置が受けられます。動物病院の併設でない場合も、万が一、具合が悪くなったときに、どのような対応をするのかをよく確認しておきましょう。

 大切なワンコを何日間か預けるわけですから、とにかくいろいろと細かく質問するとよいでしょうし、いつもどのように過ごしているのかをしっかりとホテルの方に伝えてあげることも必要になってきます。食事の量やお散歩、排便排尿の様子など、「いつもはこうだ」ということをスタッフの方に伝えておくとホテル側も対応しやすくなります。


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