ワンズマガジン

ワンコと一緒に新年の幸せを祈りたい!


 さて、今年もあとわずかですね。本年もワンズタウンおよびワンズマガジンをご利用いただきありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いします。さて、皆さま年末年始はどのようにすごされますか? 一緒に旅行に出かけるとか、家でのんびりといろいろと考えていらっしゃるでしょうが、今年はワンコと一緒に初もうでに出かけられてはいかがでしょうか。ということで、ワンコとお参りについて今回は話していきたいと思います。

――ワンコ禁制だったのは、今は昔?

 ワンコが神社でお参りする姿って昔はあまり見かけませんでしたよね。ですから連れていっていいかどうかは分からないという方が少なくないのではないでしょうか。

 そもそも昔は「動物は穢れ」という認識だったり、お稲荷様を祀っているところなどは、ワンコと狐は仲悪いからという理由だったりでワンコの立ち入りを禁止している神社などが多くありました。基本的には動物を連れてお参りなんてとんでもないという考え方が一般的だったようです。

 しかし最近、ワンコも家族の一員として認められてきたからか、ワンコ大歓迎という神社も多くあり、ワンコ用のお守りやお祓いなどをしてくれるところも多く出てきました。有名なところでは、市谷亀岡八幡宮(東京都新宿区)や朝日氷川神社(埼玉県川口市)、東京都青梅市の武蔵御嶽神社などは「おいぬさま」が祀られている神社とあってかワンコ連れも多く訪れるといいます。まずは、電話などでワンコと一緒に行っていいかどうか聞いてみるのがよいでしょう。

――周りには気をつかって

 たとえ神社側がOKだとしても、前述したように認められ始めてまだ日が経っていないものですから、ほかの参拝者の方々の理解が得られていないということだけは肝に銘じてお参りしましょう。

 参拝者の方、全員がワンコに理解のある人たちばかりではなく、当然「嫌い」という人だっています。中には、きちんとルールなどを守っていても、何らかしらいちゃもんを付けてくる方もいるでしょう。

 人が多ければ多いほどそのような人とのトラブルが起きる可能性が高まります。だからこそ人の多い正月三が日などは外すか、できるだけ人の少ない時間帯に行くようにしましょう。新年早々嫌な思いをしたくないですしね。

 また、神社では抱っこをするか、キャリーケースの中に入れておきましょう。トラブル防止になりますし、気をつかっていることが分かり、周りからの印象もよくなるはずです。

 前述したように、今、ちょうどワンコとのお参りが認められ、広がり始めたときです。節度を守らない飼い主さんのせいで、この流れが止まってしまわないよう、一人ひとりが心がけてください。

それでは皆さまよいお年を。


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