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ドッグランで怪我をさせて賠償金! その3~ドッグランで楽しく遊ぼう


 さて、ドッグランについて今回最終回です。今回はドッグラン内で注意するいくつかのポイントをお話します。

――扉の開け閉めは慎重に

 最初に述べたように、まずはリードをつけて、慣れさせてから入ってください。そして、入るときの注意点がもう一つ。大体のドッグランでは入り口に扉が二つついています。それは、ワンコが外に出ないようにするためです。扉をあけたときに、もう一つの扉が閉まっていたら、外に出る心配はないわけです。ですから、まず最初の扉をあけたら、しっかり閉めたあとに次の扉を開けるようにしましょう。

――ワンコからは目を離さずに

 十分にならしたあと、リードを外すわけですが、外したからといって、ほったらかしにしていいわけではありません。ほかのワンコと喧嘩していないか、迷惑をかけていないかをしっかりと見ておくようにしましょう。

 また、どうしても相性の悪いワンコというのは存在します。もし、そういうワンコがいるのであれば、飼い主さんと相談して、遊ばせる時間を決めて、交互に遊ばせるなどの対策をとってみてはいかがでしょうか。

――ボール遊びは……

 ボールを投げて、ワンコとキャッチボール。広いドッグランだからこそできる遊びかもしれません。これはあくまで、編集部の考えですが、ほかのワンコも一緒になって追って、喧嘩になる可能性もあります。他のワンコがあまりいないところで、転がすなど、他のワンコの目にあまり触れないような配慮が必要なように思います。

 

――小型のワンコは小型のワンコ用のドッグランで

 これは、私が実際にドッグランに行ったときに見かけたので、極端な例なのかもしれませんが、小型のワンコをスペースが開いているからといって、大型のワンコのところで遊ばせている人がいました。これは、非常に危険です。大型のワンコはじゃれているつもりでも、小型のワンコにはとても身体的に負担がかかっていたり、怪我したりという危険性は高まります。自分が守るから大丈夫という問題ではありません。飼い主さんが想定できない状況というのは、必ず起こりえるので気をつけてください。

 せっかくドッグランには、ワンコ好きがたくさんいるわけです。ワンコだけでなく、飼い主さん同士、コミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。日ごろのワンコに対して気になっていることなど、情報交換をすればきっとあなたにもあなたのワンコにとっても有益なはずです。ぜひ、あなたもワンコもドッグランで楽しいひと時を過ごしてください。


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