ワンズマガジン

終わりと始まりの季節! あなたのワンコはまだ若い?


 さて、3月と言えば、終業式や卒業式、4月になれば入学式、入社式と新たなステージに入る方もいることでしょう。人間は、そのようにステージがいろいろと設けられていますし、年をとればそれなりに見た目が変わっていきます。では、ワンコはどうでしょうか。今回はワンコと年齢について少しお話ししていこうと思います。

――ワンコの変化が分かりにくいからこそ、定期的に確認

 ワンコの成長のスピードは私たちよりもはるかに早く、さらに見た目も年を重ねるごとに劇的に変化があるわけではありません。ですから、うちのコが何歳だということを知っていても、まだ、子どもなのかそれともナイスなミドルなのかそれともおじいちゃんおばあちゃんなのかといったところはなかなか想像がつきにくいものです。

 そこで、ワンコの年齢を人間の年齢に換算してみると想像つきやすいと思います。ワンコは人間よりも寿命が短く、成長も早い。実はいつまでもかわいい子どものような存在と思っていても、あっという間に人生の先輩になっているのです

――小型犬の方が大型犬よりもゆっくり大人に

 では、おおざっぱにですが、人間の年齢に換算していきます。まず一つ知っておいてほしいのが、小型犬と大型犬で年の取り方が異なるということです。小型犬の方がゆっくりと年を取って行きます。ゆっくりと年を取ると言っても、1歳で人間の15歳、2歳で、成人を超え、23歳ぐらいだと言われています。

 大体小型犬が7歳、大型犬が5歳からシニア犬と呼ばれ始めます。シニア犬と言っても、大型犬5歳=40歳、小型犬7歳=44歳とシニアというにはまだまだ若いのかもしれませんが、ワンコの成長速度は人よりも早いので、そろそろワンコの老後に向けて気を向けるといったちょうど良い時期なのかもしれません。

 日本人の平均寿命、男性が80歳を超えたということで話題になりましたが、小型犬だと16歳ごろ、大型犬だと13歳ごろがその時期にあたりますので、一つの目安としてみてください。

 前述しましたが、ワンコはある一定の年齢までいくと、変化が出にくくなります。とくに、7歳、5歳を頭に入れて、ワンコがどういう状況なのか。これからワンコにはどういったことが必要になっていくのか。などを自分ごとに置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。


(C)

掲載日:


次回:ワンコの献血って知っていますか?


前回:猫の日に対抗? ワンコにまつわる記念日は?