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ワンコも年齢とともに食生活を見直そう その1


 個人的な話から入って申し訳ございません。私、この時期になると夏の本格的な暑さを前にして、ダイエットを真剣に取り組もうという気が芽生えてきて。それなりに、運動なんかを始めるんですが、年々体重が落ちにくくなっていくのを感じます。基礎代謝が落ちているんでしょうね。本格的に食事も含めて見直さなくちゃなと今回ようやく一大決心。明日から、糖質の高いものは、食べないように心がけようと思います。

 さて私のヨタ話はどうでもいいのですが、ワンコも年齢が進むにつれて食事の内容を見直す必要があります。今回からシニアなワンコの食事についてお話していきます。

――青魚はシニアなワンコにおすすめ

 人間同様にワンコも、年をとると代謝がおちていきます。同じ運動量でもメタボになる可能性が高まるので、脂の多いものや食べ過ぎは避けたいところです。しかし、食事の量を減らすだけでは、栄養不足になりかねません。栄養バランスについて考えておくと安心です。

 例えば、タンパク質は、筋肉を作るアミノ酸が多く含まれるため、筋力が衰えてくるシニアなワンコにとっては必要不可欠の栄養素です。

 馬肉やとりのささみ、青魚には、良質のたんぱく質が含まれているのでおすすめです。特に青魚には、脳を活性化させて痴ほうを防ぐDHAやEPAといった栄養素も多く含まれており、シニアなワンコにはうってつけの健康食材といえます。

――免疫アップの食材、ヨーグルトなどを取ろう

 また、加齢とともに免疫力が低下するので、かぼちゃやにんじん、ブロッコリーといった免疫力アップ食材を取り入れるのも効果的です。

 ヨーグルトを少量あげるのもいいですよ。ただし、砂糖が入っていないものにしてください。

――ドッグフードは低脂肪のもので 

 ドッグフードにも低脂肪のシニア犬用があります。肥満気味のワンコには、ダイエット用のドックフードに切り替えて対応してもよいでしょう。

 ただし、添加物は老化をうながすという話もあるので、できるだけ無添加のものを選んであげましょう。

 もちろん、ワンコによって好き嫌い、食材の合う合わないがあるので注意が必要ですし、大量にあげるのではなく、ワンコの様子をみながら少量ずつ加えていってみてください。


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