ワンズマガジン

2017年 編集部が選ぶ勝手にワンコ重大ニュース


 さて、2017年も残すところ、あとわずか、いよいよ戌年。まぁだからといって、何があるかは分かりませんが、やっぱりワンコ好きにとっては、テンションが上がりますよね。

 さて、今回は、今年一年で気になったワンコのニュースを編集部が勝手に選んで、お送りします。

――神奈川に、日本最大級のワンコのための複合施設がオープン

 横浜市中区で犬専用の大型複合施設「WANCOTT」が4月23日にオープンしました。施設は延べ床面積約3300平方メートル。約600平方メートルの屋内ドッグランというとても大きな施設。

 106室のペットホテルを備え、水中で歩く練習ができるリハビリ設備なども用意されていて、トレーニングもできるなど、ワンコのための施設なんです。

 屋内なので、飼い主さんにとっては冬ありがたいドッグラン。トレーナーが常駐しているので、トラブルもないのだとか。公式ホームページによると年始は1月3日からのようなので、まだ行ったことない人は、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

――殺処分0につながるような画期的な施設『出会いの森』

 施設と言えば、もう一つ、注目の施設が7月に岐阜県関市にオープンしました。

 その名前も『出会いの森』。身寄りがわからなくて保護されたワンコのシェルターとしの役割を果たすと同時に、2つのドッグラン、ドッグサロン、ドッグカフェなどの楽しめる場所を併設したおそらく日本で初めての施設になるのではないでしょうか。

 多くの人が集まることによって、保護犬の存在がワンコ好きに認知されることになり、殺処分0などの活動の広まりにつながるのではないかと思います。

 来年はこのような施設がどんどん増えればいいですね。

――殺処分ゼロの支援活動と来年の動物保護法改正に向けた動き強まる

 殺処分と言えば、元広島カープのエースで、今はメジャーリーグドジャースの前田健太投手が、今年勝った勝利数×18万円を殺処分0に取り組む団体に寄付したことが、少し前に話題になりました。13勝だったので、134万円になりました。

 前田投手は贈呈イベントの中で「1勝ごとに寄付ができると思って頑張れた」と語っていたそうです。単純にワンコのためにというだけでなく、寄付した側にもメリットがある。このような形の支援がいろいろなところに広まってくれることを、個人的には、祈っています。

 また、今年は、来年の国会提出にむけ、現在環境省がさまざまな検討をしている動物保護法改正に向け、その法案の中身に関してさまざまな署名活動が行われました。

 いろいろな考え方があると思いますが、ぜひ、一度この機会に考えてみてください。

――わさおの飼い主菊谷節子さん死去

 個人的には、秋田犬「わさお」の飼い主として知られる菊谷節子(きくや・せつこ)さんが11月30日にお亡くなりになられたのが、ショックでした。

 非常に愛情深くわさおに接していた、菊谷さんの姿が忘れられません。

 心よりご冥福をお祈りします。

 さて、かなり個人的な重大ニュースになりました。来年はどんなニュースがあるのか。いずれにしろ、平和なニュースがたくさん紹介できる一年になればと思います。

 今年も、ワンズタウンをご利用いただきありがとうございました。

 来年もよろしくお願いします。


(C)

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