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いざという時の応急処置 ワンコの家庭の医学


 さて、ワンコが怪我をするということもあると思います。

 いざというときでもあせらずあわてずに応急処置をして、お医者さんに連れて行きましょう。今回は、ワンコの応急処置の仕方をいくつかお教えします。

――出血した

 まず、水で傷口を洗います。慌てて人間用の消毒液などをつけないように気をつけましょう。傷口を押さえて止血しながらタオルや布を探し、みつけたらそれをあてて止血します。また、犬猫用の止血剤などもあります。

――やけどした

 対処方法としては大量の水で冷やすということになりますが、あまりやりすぎると、体温まで下げることになります。毛布にくるみ患部を冷たいタオルで冷やしましょう。ちょっとしたやけどでも、足などの場合は痛くて歩けなくなることもあります。たかがやけどと勝手に判断せず、お医者さんに行きましょう。

――骨折した

体を毛布にくるむなどして体を温めます。そして、骨折した箇所を動かないように静かにやさしく支えて、病院に連れていきます。

――下痢

 一過性で食欲があり、なおかつワンコが苦しそうな気配や普段と異なるしぐさを見せていなければ、様子見でOKだと思いますが、2日以上続くなら、病院に。

 また、下痢になったときは、生活環境(ワンコに何かストレスのかかることはなかったのか)や食べ物は見直してみるとよいでしょう。


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