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プーチン大統領も飼っている秋田犬の特徴 その2


 さて、プーチンさんも飼っているという秋田犬、今回は飼い方などについてお話ししようと思います。

――悪質ブリーダーには気を付けて

 ここ数年は映画などの影響からか、秋田犬の人気が高まっています。ペットショップで見かけることは少ないので誰か飼っている人からもらうか、里親募集のホームページを頻繁にチェックして里親としてもらう、ブリーダーなどから購入するというのがあります。ただし、どのワンコにも言えることですが、悪質なブリーダーというのには気をつけてください。八周齢(56日)をきちんと守っていないなんていうブリーダーは論外です。ずっとケージの中に入れたままなのかなど、飼育環境についてもきちんと質問をした方がよいと思います。

 

――散歩はしっかりと

 特に特別なことをしなければならないというわけではないのですが、元々、闘犬として品種改良を重ねていましたし、元をたどれば猟犬です。できるだけ長い時間散歩をさせてあげるようにしてください。また、水を荒々しく飲むので、水を飲ます際は気を付けてください。当然のことですがしつけはしっかりと。荒々しい一面もあるので、飼い主さんの言うことを聞かせるようにしておかないと、トラブルが発生しやすくなります。もともと忠誠心の高いワンコなので、あなたがワンコの飼い主であるということを理解してくれればベストパートナーになれるはずです。

 さらに付け加えておくなら、二層の毛におおわれているので、ブラッシングも丁寧に頻繁にしてください。ブラッシングは貴重なスキンシップの時間です。愛情を持ってブラッシングしてください。

 大型犬で非常に大きくなるので、外飼いにするのか、家飼いにするのか迷うところ。住宅事情もあると思いますが、十分にワンコのためにスペースが保てないのであれば、外飼いを検討してみてください。

 かつては絶滅の危機にも瀕したのですが、秋田犬の保存会の尽力により、絶滅を避けることができました。天然記念物にも指定されています。だからというわけではないですが、より一層愛情をかけて、大切に育ててください。


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