ワンズマガジン

愛犬 基本のマナー その2 散歩編


 さて、前回、散歩中の排泄物の処理についてお話ししましたので、今回は、散歩中のマナーについて語っていこうと思います。

――リードはどんなときでも必ずもったままで

 まず、絶対に守っていただきたいのは、リードを離さないということです。公園内に誰もいないから、うちのワンコはおとなしいから大丈夫と考えるのはやめてください。周りの人だけでなく、あなたにも、あなたのワンコにも何一ついいことがありません。また、きちんとあなたのワンコの体格にあったものを選び、コントロールしやすいように、リードは短めにもつことをお勧めします。

――ヒート中の散歩はできるだけ控える

 女の子のワンコは生後10カ月くらいまでに最初のヒート(発情・生理)がやってきて、6カ月周期で年に2回、これを繰り返します。このヒート中のワンコに、男の子のワンコが発情してしまうのです。襲いかかってきたり、後をおっかけまわされたり。決してその男の子のワンコが悪いわけではないので、そうなったとしても、そのワンコに対して怒ったりしないでくださいね。

そばにいかなければ大丈夫なのではと思われるかもしれないですが、男の子をひきつける強烈なにおいを発していますので、単純に近くによらなければいいというものでもないのです。

 いろいろな考え方があると思いますが、ヒート中の散歩はできるだけ控えるか、するなら、できるだけワンコの少ない時間を選んでした方がよいでしょう。

――散歩は毎日同じではなくたまには変えてみるのもOK

 「散歩は毎日、決まったルートがいいの?」これはマナーとは異なるかもしれませんが、よくある質問なので答えておきます。ワンコの性格による部分もありますが、毎日同じルートだとワンコがあきてしまう危険性があります。たまには異なるルートもいれてあげるといいでしょう。ただし、異なるルートを使う場合は、そのルートに危険がないか(例えば、よくほえる外飼いのワンコがいる家の傍を通るとか、ワンコの足が傷つきそうなものが落ちていないかなど)を事前にチェックしてからの方がよいと思います。


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