ワンズマガジン

ワンコも年齢とともに食生活を見直そう その2


 ぽっちゃり犬って可愛いと思うこともあるかもしれませんが、肥満は百害あって一利なしです。太ってきたら必ずダイエットをしてください。

 特に、ワンコも年齢が高くなると、太りやすくなるので注意が必要です。今回はシニアなワンコの食事面でのダイエットについて話していきます。

――ドッグフードは基準よりちょっと少な目で

 前回話しましたように、ドライフードはシニア犬用、もしくはダイエット用のフードに切り替えます。

 大事なのはどれぐらいの量をあげるのかです。参考となるのは、ドッグフードの裏側に書いてある表記です。もちろん基準がバラバラなので、一概には言えませんが、これだとちょっと量が多いことがあるということを覚えておいてください。

 最初は表記よりちょっと少なくあげてみる。それでちょっと様子をみます。それでも容姿があまり変わらないようであれば、またそこから減らしていきましょう。

――シニア用やダイエット用ドライフードへの切り替え方

 いつものフードを突然かえるといやがるワンコもいます。徐々に切り替えるようにしてください。

1.最初は元のフードがほとんどの中に一握りくらい混ぜてみる。

2.ウンチの状態が良好でなおかつ食いつきもいいようならシニア犬用のフードを徐々に増やしていき、最終的に、すべてを変える

 このように徐々に変えていってください。

――おやつの量は要注意

 また、ダイエットを必ず成功させたいのなら、おすすめの方法があります。

 まず、一日の必要な分だけの食事を小分けにわけます。そして、おやつやトレーニングで必要なフードもそこから出すようにするのです。

 つまり、おやつが多ければ自動的に食事であげる量が減っていくということです。おやつを別に考えていると、結局一日の中ですごくたくさん食べさせているということにもなりかねませんから。


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