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ドッグランで怪我をさせて賠償金! その2~ドッグランで楽しく遊ぼう


 前回、神戸で起きた事件を引き合いにし、ドッグランでの注意すべきことを紹介しましたが、今回はその第2弾としてドッグランについてお話ししようと思います。

――そもそもドッグランって楽しいところなの?

 前回の記事を読んだ私の周りの方から、そんな訴えられる可能性があるのなら、ドッグランなんていかなくていいなんて声が聞かれました。別に、危ないから行くなという意味で紹介したわけではないですし、きちんと注意をしていれば、ワンコにとっても、飼い主さんにとっても、すばらしい施設です。まずはドッグランのよさについて語っておこうと思います。

 何より、ノーリード、ワンコにとっては、ストレスフリーで遊べるというのが何より。思いっきりはしゃいで遊べるというのは、運動になるほか、心もリフレッシュされるはずです。

 また、多くのワンコがいるということで、遊んだり、走ったりしながらほかのワンコとのかかわり方を学ぶことができます。また、いい面にしろ悪い面にしろ普段の状況とは異なるワンコの姿が見られるので、飼い主さんにとっても自分のワンコの新しい面を見られるよい機会となるでしょう。

 付け加えるなら、そんなにお金もかからないのも魅力なところ。無料のところも多くあります。編集部としては、ぜひ一度は訪れてみることをおすすめします。もし、いやがるようなら、その日は抱えたままですごし、何度か訪れてみてください。だんだんその場に慣れることでワンコも安心します。また、初めて訪れるときは飼い主さんもどうなることだろうと不安があるかもしれませんが、そんなに気構えなくても大丈夫です。もちろん、その場で細心の注意が必要ですが、あまりにも不安がると、ワンコもそれを察知してしまいます。どんと構えておくことが大切です。

――ドッグランに行く前に

 前回も書きましたが、飼い主さんの言うことを聞くように、しっかりとしつけができておくことが大切になります。また、発情期(ヒート期)のワンコの入場は厳禁です。その時期のワンコからは、特殊なフェロモンが多く出て、男のワンコは興奮してしまいます。そうなってしまうとなかなか飼い主さんの言うこともきかなくなってしまい大変危険です。

 あと、必ず予防注射を受けておくというのが、大抵どのドッグランでも決まりになっていますし、ドッグランによっては、各市区町村より交付される「注射済票」の提示を求められることもあるので、ドッグランに行く時には必ず携帯しておくと良いでしょう。そのほかドッグランにもって行くものとすれば、ワンコのうんちなどを処理するために必要なビニール袋、お水などのお散歩道具を持っていってください。

 また、前回に紹介したように、最初はリードをつけてからの入場が好ましいので、リードも忘れずに持っていくようにしましょう。

 さて、来週ももう一回、ドッグランについてお話していきます。


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