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5月は紫外線が年に一番強いと言われているけど、うちのワンコは大丈夫? その2


 さて、前回から、ワンコと紫外線について話していますが、今回は具体的な対策について話を進めていこうと思います。

――サングラスやUVカットの服で紫外線を防ぐ

 ご存じの方もいるかもしれませんが、実は今、ワンコ用のサングラスやUVカットの服が売られています。ファッションという意味合いだけでなく、ワンコを紫外線から守るという意味で、それらのものを身に付けてみてはいかがでしょうか。

 特に、前回、書きましたが、紫外線は白内障を進行させる危険性がありますので、高齢のワンコほど、サングラスの着用を検討されてみてはどうでしょう。

 ただ、それらのものを嫌がるワンコもいるので、無理にしない方がいいです。

 その場合は、日陰の多い散歩コースに変える。日が落ちてから散歩するなどしてみてはいかがでしょうか。

――暑そうだからと言って、毛を短くすると……

 また、夏場の失敗としてよくあげられるのが、暑そうだからといって、ワンコの毛を短く切ってしまうこと。ワンコの毛は、紫外線から皮膚を守ってくれる効果があります。

 でも、熱中症が怖い……という方もいらっしゃると思いますが、熱中症は、こまめな水分補給やクールネックなどの別の対策を考えてみてください。

――紫外線が体にいいことも

 前回、そして今回の記事を読んで、紫外線に対して恐怖を覚え、これなら家から出さない方がいいのでは、などと思われた方がいたのならすみません。

 確かに対策はした方がいいのですが、あまりに神経質になってはいけません。

 長時間の紫外線は皮膚にあまりよろしくないのですが、適度であれば、紫外線の殺菌効果によって雑菌などを皮膚から取り除いてくれます。

 また、紫外線にあたることで「セロトニン」というホルモンを分泌すると言われています。これは心と体の健康に非常に役立つホルモンだそうです。

 そのほか、紫外線を含む太陽の光を浴びるのは、ワンコに必要不可欠です。

 間違っても、外に出さないという極端な発想にはならないでくださいね。


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