出展者数が大幅アップ! ペットとの暮らしに役立つ商品・情報てんこ盛り!
一般社団法人ペットフード協会とメサゴ・メッセフランクフルト株式会社が主催する「インターペット 人とペットの豊かな暮らしフェア」が3月31日~4月3日までの4日間、東京・有明のビッグサイトで行われ、4日間で述べ2万7580人のペット好きで賑わいました。
このイベントには「ペットが運ぶ心と体の健康〜人とペットの健康寿命増進はペットとの共生から〜」というテーマのもと、最新のペット関連商品だけでなく、自動車、住宅、IT、家電、レジャー・観光など、ペットとの暮らしを豊かにするライフスタイルに関わる製品、サービスが集結。そのほか、さまざまな講習会、イベントなども催される日本最大級のペットイベントです。今回はホールを2倍にし、出展社数も前年の233社を大幅に上回る約350社が参加しました。
小さいけどパワフルな持ち運びできる脱臭機
まず訪れたのは、さまざまな脱臭機器などを展示していた株式会社ディ・アイ・ティーのブース。さまざまな展示品の中でも編集部イチオシが「ミニフレスコ」です。この脱臭機の特徴は何といっても、サイズがH34ミリ×D35ミリ×W111ミリ、重さ150グラムととってもコンパクトなところ。さらに充電して持ち運びも可能で、「ワンコと車でおでかけするときに、車内にこもる臭いもこれがあれば大丈夫です」とは同社の環境事業部・商事部取締役部長の田賀和隆さん。脱臭機からオゾンを発生して嫌な臭いを強力分解し、脱臭以外にも除菌、抗アレルギー効果が期待できるとのこと。この商品、フジテレビ系で放送されていた「ほこ×たて」で最強の脱臭機を開発し、くさや職人さんと対決したことのある株式会社オーニットがオリジナルに開発をした商品で、その効果は折り紙つきだそうです。春のお出かけシーズン前にぴったりの商品ではないでしょうか。
おしゃれなパッケージなのでプレゼントにも最適
小さいけどとってもパワフルな消臭器
雨の日のお散歩もへっちゃら! 世界初のワンコ用の防水スプレー
お出かけに関係する商品として編集部がこれは使える! と思ったのが株式会社ビーフリーのブースで紹介されていた「レインザーガード」です。これは世界初の愛犬用全身防水スプレー。
飼い主さんの手にとったりスプレーしたりしたあと、撫でるように全身、もしくは気になるところに塗るだけで防水完了。どしゃぶりの中でも30分は防水効果があるといいます。さらに、外出先で追加で吹きかけることも可能なので、長い散歩が必要なときも大丈夫。植物由来なので、安全性もばっちりですし、お散歩から帰ってきたあと、いつもと同じようにタオルでさっと吹けば、取れるという手入れがお手軽なのもうれしいところ、
ビーフリーペット事業部の青島洋部長は、「雨の日には散歩しないという方もいるかもしれませんが、雨上がりに朝露、雪解けなどで地面や草木がぬれているときなどは、結構水はね、泥はねで、おなかが濡れて手入れが大変です。そんなときに、レインザーガードをお腹周りにぬるだけで、随分と散歩後のお手入れが楽になります。以外と用途は広いと思いますよ」と言います。これから飼い主さんの必須アイテムとなりえる商品かもしれません。
商品は300mlと携帯用の100mlの2バージョンがあるそうです
希少価値の高い、プレミアドッグフード
ワンコのご飯に関わるものも多数出品されており、中には、試食を行っているブースも。数あるフードを扱ったブース中でも、高級感漂うパッケージで参加者の目を奪っていたのが、プレイアーデンのブース。なんでもここで扱っているものは、世界で最も厳しいといわれているドイツのBioというオーガニックの審査基準に合格したものだとか。
オーガニック=農薬や化学肥料に頼らずに作られたものというぐらいはなんとなく理解できますが、Bio? 聞きなれない言葉です。
早速、ブースにいたメモリー株式会社の中村憲広社長にBioについて話を聞いてみました。、
「ヨーロッパにオーガニックの認証機関はいくつかありますが、Bioというのはドイツの政府が認証している機関になります。ドイツの農家でも5%しか生産できいないという非常に規格、基準が厳しいです。ヨーロッパに住んでいた方などは、ワンコやネコのフードにBioがあるなんてと驚かれます。オーガニックといっても各国いろいろなものがありますが、各国で何%以上のものがオーガニックでつくられていたらOKという基準があいまいですし、添加物なども含めそれ以外のものが少なからず入っているということです。その点Bioはオーガニック100%ではないとダメなんです」とのこと。
では具体的に何が違うのかと尋ねたところ、「品質が違いますよ」と言って匂いをかがせてもらったのですが、確かにちょっとこれまでに体験したことのないようないい匂い。人間も十分に食欲をそそられます。安心安全な食品であることはもちろんのこと、ワンコの食いつきも違うそうです。
味は現在、ビーフ、チキン、ターキーの3種類。5月からポーク、ラム、フィッシュ、ダッグが新発売するそうです
講習会や写真撮影などお楽しみ要素が満載
会場には、特設ステージも設けられ、ペットのことを深く知ることができるプログラムが用意されていたほか、各ブースでもブースにまつわる講習会を実施。一般社団法人ペットライフデザインのブースでは「建築士が教える犬との暮らし」と題してペットと暮らす家づくりを得意とする筒井紀博空間工房の筒井紀博さんが講演。ワンコにあった床材の選び方、ワンコに負担の少ない階段の幅や高さなど、ワンコと一緒に楽しめる家とはどういったものかを具体例を挙げながら説明してくれました。
また、ワンコのちょっと変わった写真を撮影できるコーナーを設けているブースも多く見受けられました。ボルボ・カー・ジャパンでは、小さな車に乗っての撮影ができ、たくさんの飼い主さんで賑わっていました。
東京都からやってきたというトイプードルの男の子のシェリちゃん。カメラ目線もばっちりです!