今年は夏から一気に冬に向かって猛ダッシュをしているような感じですよね。最近、一気に冷え込むようになりました。寒さが苦手な私は、早くも憂鬱な気分になっていますが……。さてワンコは冬に強いっていうイメージがありますよね。童謡にも、雪が降って元気に庭を駆け回り、猫はこたつで丸くなっているなんて姿をうたっているものがあるぐらいですから。ちなみに余談ですが、これは２番の歌詞だそうですよ。さて、本題に戻りましょう。そんな寒さに強いイメージがあるワンコたちですが、人間に寒さが強い人、私のように弱い人がいるようにワンコも決してどのワンコも押しなべてというわけではないようです。
そこで、今回からは、ワンコと寒さについて話をしていきたいと思います。
――最近のワンコは寒さが苦手？
もともとワンコは寒さには強い動物ですが、最近は家の中で飼われている方が多くなりました。さらに家の空調設備などもエアコンに床暖などなど進化を遂げ、一年中快適な環境が保たれるようになりました。快適な環境で一年中過ごせるようになった。このことが、ワンコの寒さへの対応能力を低下させているということもあるようです。また、家の中と外との気温差があるために余計に「寒いよー」と感じるワンコもいるようです。別にだからといって、暖房器具を使うなといっているわけではありませんよ。そのような傾向があるということで、それ自体はある意味仕方のないことだと思います。
――寒さに弱いワンコとは？
あくまで一般論なのでどのワンコも当てはまるというわけではありませんが、寒さに弱いワンコは、アンダーコートのない、シングルコートのワンコ（ラブラドール・レトリーバー、ビーグルなど）、南米などの暑い地域原産のワンコたちは寒さに弱いと言われています。
犬種でいうと、プードル、チワワ、フレンチブルドック、マルチーズ、パグなどなどです。また、生まれたばかりの小さいワンコやお年を召したワンコなどは、自分で体温を調整する能力が低いので、寒さに弱いと言われています。特にこれらのワンコは免疫力もそんなに高くはないので、寒さからくる風邪などの病気になりやすいので注意が必要です。
さて、いかがだったでしょうか。次回からは具体的な寒さ対策について話していこうと思います。